2024/06/26法律問題コラム
ロール網戸事故事件の判決について
本年(2024年)3月14日、ロール網戸の事故に関する訴訟の判決が大阪高裁でありました。ロール網戸の操作コードが6歳の女児の首に絡まり、女児が窒息死した事故について両親ら遺族が提起した損害賠償請求訴訟の控訴審判決です。当 […]
2024/06/26法律問題コラム
本年(2024年)3月14日、ロール網戸の事故に関する訴訟の判決が大阪高裁でありました。ロール網戸の操作コードが6歳の女児の首に絡まり、女児が窒息死した事故について両親ら遺族が提起した損害賠償請求訴訟の控訴審判決です。当 […]
2023/10/07法律問題コラム
自己都合退職の場合、退職金の支給率をそれ以外の事由による退職の場合に比べて低く設定している会社がよくあります。 そのような会社で、労働者が退職届の提出など自主退職の意思を示したと認められる行動を取って退職に至った場合、当 […]
2023/04/27法律問題コラム
特定商取引法9条は、訪問販売を受けて契約を締結した消費者に対し、理由なしに契約を解除する権利(クーリング・オフ権)を与えています。この権利の行使には、訪問販売業者が法定の書面を交付してから8日間という期間制限がありますが […]
2023/03/19法律問題コラム
共有している不動産を賃貸に供する場合、共有者全員の同意を要するのでしょうか。それとも、共有持分の過半数を有する共有者の同意があれば可能なのでしょうか。 この点、R3年の民法改正で明確化されましたので、ご紹介します。 不動 […]
2022/11/07法律問題コラム
退任した取締役に支給される退職慰労金は、在職中の職務執行の対価として支給される限り、報酬の一種であり、定款又は株主総会決議によって額を定めなければならないものとされます(会社法361条1項1号)。 すなわち定款の定め、株 […]
2022/10/21法律問題コラム
共同不法行為者の1人に対して被害者がした債務免除の意思表示は、他の共同不法行為者に対して効力を持つでしょうか。これは、被害者が複数の加害者のうちの1人と示談を行った後に他の加害者に請求したような場合に問題となる論点です。 […]
2021/11/03法律問題コラム
訪問販売を受けて商品の購入やリフォーム工事等の契約をした場合、一定の期間、クーリング・オフ権を行使して契約を取り消すことが可能であることは、今日では知っている人が多いでしょう。 しかし、いつまで権利行使が可能なのか、正確 […]
2020/05/31法律問題コラム
自筆証書遺言は、遺言者本人が全文、日付及び氏名を自書し、押印しなければならないものとされています(民法968条1項)。 したがって、たとえば遺言書の本文をワープロ打ちしたり、遺言者以外の者が筆記したりしていた場合、その「 […]
2020/01/26法律問題コラム
名誉毀損を理由とする損害賠償等の請求に対し、事実の公共性、目的の公益性、摘示事実の真実性又は真実相当性が認められれば、違法性又は過失がないとされます(真実性の抗弁・真実相当性の抗弁)(最判S41.6.23民集20巻5号1 […]